新緑 日本大通り
2014.05.11

横浜ユーラシア文化館で開催中の「福を呼ぶ中国版画の世界」展を
「文様がたり」の熊谷さんが観にいらっしゃるというので、ご一緒することに。
午後2時からの中国版画収集家の中城正堯氏のギャラリートークを拝聴する前に
馬車道のアローラで熊谷さんとランチをしました。
たっぷりのサラダ・ビュフェと、2種類から選べるパスタに飲み物のランチはとてもお得感があります。
なので、ついデザートを追加してしまいました。

食後は日本大通りの横浜ユーラシア文化館まで歩いて、申し訳程度のカロリーを消費しました。
ゴールデンウィークも去り、5月の横浜は1年で一番緑が美しい季節です。
日本大通りの銀杏が目にも眩しく、清々しく映ります。

葉さんのきものはかつお縞の光沢のある紬。
八谷はベージュに黒の縦絣で立涌文様の紬にローズ色の帯です。
帯留はずいぶん前に自分で作ったビーズの偽インディアンクラフト。


展覧会は中国の民間版画がテーマ。
古くから縁起物として、人々が願いを込め飾ってきた版画の数々が観られます。
題材は、子ども、歴史上の人物、戯曲の場面、仙人、神様といろいろ。
こういった民間版画は日本の浮世絵と同じように、次々と生産され、
消費されていくものだったそうで、中国現地にはあまり残っておらず、
日本の収集家によって保存されてきたものは貴重だそうです。

中国の民間で綿々と受け継がれてきた版画のテーマの数々は
日本の浮世絵にもその影響が見られるそうです。
庶民の願いというのは、どこの国でもそんなに変わらないものなのでしょう。