柄にもなく、かわいいシリーズっぽくなりましたが、今月はチューリップです。
立涌を崩した並びにしてみました。
うちの近所に私が勝手に"秘密の花園"と呼んでいるお庭があります。
山手の崖地に毎年盛大に数千株(らしいです)もチのューリップが咲き競うのは壮観です。
たぶんあまり人には知られていない様子なので、"秘密の花園"。
チューリップは17世紀のオランダで大流行し、世界初のバブル経済を発生させたことで有名ですね。
トルコから持ち込まれたチューリップがオランダに根付いたのは、水はけの良い土壌が栽培に適していたからだとか。
だとすれば、なだらかな崖地で陽当たりの良い"秘密の花園"がきれいなのも納得できます。
さて、今回は久々にセルフ塗り絵をやってみました。半分が白地なのは面倒だったわけではなく、
白地だったらどう見えるか試してみたかったからです(なんか言い訳っぽい)。

negiboozu

negiboozu

塗り絵にしてみたら、私の色のセンスって平凡だなあと反省。
こんな柄で、いつか見たラウル・デュフィのシネ・ア・ラ・ブランシュ(フランスのほぐし織)みたいのが
あったらいいなあと夢想します。
まあ、セルフ塗り絵なので、また新たに色を変えてみてもいいかなと思います。

17 May 2025

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